
紅茶、と聞くと大抵はインド、スリランカ、ケニア、中国、インドネシアなどの産地を思い浮かべると思います。
でも、実は日本でも数百といわれる茶農家が茶木を栽培し、紅茶製造を行っているんです。

目次
和紅茶?国産紅茶?地紅茶?どれも同じ?
「和紅茶」と言われることが多いですが、「国産紅茶」や「地紅茶」と呼ばれることもあります。
同じ意味か、と言われると広義では「日本国内で育った茶葉で製造された紅茶」とされていますが、下記のように使い分けをしている方もいらっしゃいます。
「和紅茶」= 日本産の紅茶を示す言葉です。「和」を使うことで、日本をイメージすることが出来ますね。和牛もそうですね。
「国産紅茶」= 政府が国策としてつくられた紅茶。
「地紅茶」= 各地域や自治体が地域活性のためにつくっている紅茶。
もちろん、人によっては解釈の仕方が違うかもしれませんが、おおむねこのような考え方かなと思います。
ただ、言い方には違いはありますが、結局は、日本で生産された紅茶、ということには変わりありません。
地紅茶がアツい!
地域活性化などを目的に、今は全国的に地紅茶が生産、販売されています。
それぞれの地域に合わせた製造方法で、味にも色々な違いがあり、色々取り寄せて飲むのも楽しいと思います。
この本には各地の地紅茶も詳しく載っているので、ぜひ見てもらいたいですね。
地紅茶については学会や地紅茶サミットも開催されているようです。
詳しくは「紅茶の会」様のホームページをご覧ください。
特にこの紅茶の会様は歴史も古く、発足して26年だそうです。
地紅茶のことなら、ここに来れば全てが分かる、といっても過言ではないですね。
因みにその「紅茶の会」様のページには全国地紅茶マップも掲載されています。※出典(全国地紅茶サミット世話人会)

本当にこういうのはずっと見てても飽きませんよね。
まとめ
いかがでしたか?
紅茶と言えば海外の紅茶を思い浮かべる人が多いと思いますが、「日本産・国産」と聞くと、それだけでも安心する人も多いと思います。
味についても、きっと自分の好みに合ったものがあると思います。

そうですよね。
そういうのを見つけるのも旅の楽しみかもしれませんね。
