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茶玩(ちゃがん)とは?
中国のお茶屋に行ったことがありますか?
一歩店に入ると、お茶の香りがふわーっと鼻に入ってきます。
お店では、大抵の場合、試飲できるようになっているんです。
店員さんもみんな華麗なさばきでお茶を淹れてくれます。
そんな中でひときわ目立つのが今回のテーマ、茶玩です。
茶盤の上に必ずと言って良いほど、陶器や紫砂等で作られた可愛らしい置物があります。
茶玩の目的は?
そこなんですよね。
私もずっと気になっていたんです。
お湯の温度を把握するための道具かなとずっと思っていました。
昔、お湯をかけると絵が浮き出てくるようなマグカップを持っていたので、それと同じ原理かなと。
そこでお店の人に聞いてみると、その回答はなんと・・・
「別に。」
特に機能的な面はなくて、見た目を楽しませるための道具だったようです。
色々なお茶屋に行きましたけど、本当にいろんな種類があって、確かに楽しめます。
おすすめの茶玩
特に機能的なことはないので、自分で気に入った可愛らしいものを選ぶのが良いと思います。
この記事の一番上の写真の豚さんは私個人のもので可愛らしくて気に入っています。
他にもこのようなユーモラスなものも良いですね。
他にもこのように、お湯をかけると色が変わるという代物もあります。
これはお湯をかけるとブラックスワンからホワイトスワン(?)になって面白いアイデアです。
あるいはこのように小便小僧の形でお湯をかけると小便のようにお湯が飛び出すものとかもありますよ。
中国で見かけたのは、クレヨンしんちゃんの小便小僧バージョンもあって、果たして著作権はどうなってるんだろうか、とか色々考えさせてくれるものでもあります。
とにかく、このような色々な種類はありますが、どれもお茶を淹れるたびに、茶玩にかけてあげることで、香りや色が染みついていき、わずかながら変化していくようです。
それを「茶玩を育てる」というようです。
粋ですね~。
愛着も沸くでしょうね。
まとめ
如何でしたか?
あまり紅茶の場では見ることはないですけど、茶盤を使って淹れる際には、ワンポイントで置くのも良いかもしれませんね。